このサイトは、「ヴァニタス」をキーワードに芸術表現をリサーチし、情報を発信していく「ヴァニタス・アート」のプラットホームです。
「ヴァニタス vanitas」とは旧約聖書にまで遡る概念で、「空しさ」や「虚栄」といったネガティヴな意味で使われ、17世紀バロック期のオランダ静物画のなかで独自の意味作用をもつ骸骨や砂時計、シャボン玉といった図像定型を生み出しました。近年ではヨーロッパを中心に、現代の芸術——美術をはじめ、文学や映画、演劇やパフォーマンスなど——におけるヴァニタス表現の回帰もしくは反復に注目して、「現代のヴァニタス」の新たな意味の展開を捉えなおす研究が進んでいます。
このサイトは、2020年〜2024年の4年間に実施したドイツの研究チームとの国際共同研究の成果をもとに、ヴァニタス・アートをつうじた死生観や文明観の表現、人新世(Anthropocene)のテーマと取り組むアート、ヴァニタスによるジェンダー表象、そして西洋と日本のトランスカルチャーの視点からの比較文化論などを発信していきます。
Topics

[10/17] シンポジウム「<甦るヴァニタス>の現在地」開催のお知らせ
2026年1月に刊行された『甦るヴァニタス—<はかなさ>と向き合う現代美術』(岩波書店)の表紙に作品を提供して下さった、カトリン・リンケルスドルフ氏の個展「Anthesis | 開花」が2026年10月12日〜10月18日までドイツ文化会館にて行われます。
この展示に際し、下記の通りシンポジウム …[続きを読む]
2026.09.25

カトリン・リンケルスドルフ個展「Anthesis|開花」とアーティストトーク開催のお知らせ
「フンボルトコレーク東京 2025」におけるホルスト・ブレーデカンプ氏(ベルリン・フンボルト大学)の基調講演で紹介された、ドイツ人写真家カトリン・リンケルスドルフ氏の個展「Anthesis | 開花」が2026年10月12日〜10月18日までドイツ文化会館にて行われます。…[続きを読む]
2026.10.08

書籍『甦るヴァニタス』展示即売会のお知らせ
10/17開催の シンポジウム「<甦るヴァニタス>の現在地」にあわせて、岩波書店様のご協力のもと『甦るヴァニタス』の展示即売会をおこないます。
本を直接手に取りなら、執筆者とはなすことができる機会となっておりますので…[続きを読む]
2026.10.10

書籍『甦るヴァニタス』の表紙作品をご提供頂いたカトリン・リンケルスドルフさんのご紹介
カトリン・リンケルスドルフ (Kathrin Linkersdorff)
建築を学んだ後、ドイツ学術交流会(DAAD)の奨学金を得て、2年間東京に滞在。帰国後は建築家として活動する一方、日本滞在中に出会った墨絵や写真を通して、芸術活動にも取り組む。2006…
[続きを読む]
2026.09.27

『甦るヴァニタス』好評発売中!
生のはかなさと死を表現する静物画の一ジャンルである〈ヴァニタス画〉が盛んに制作された17世紀ヨーロッパ。 それから数世紀、今もアーティストたちは〈ヴァニタス〉に触発され続けている。 日本とドイツの美術研究者が、今に甦ったヴァニタス、現代の新しいヴァニタスを読み解く意欲的試み。図版多数。
2026.01.29
Feature
ヴァニタスアート・ リレーエッセイ






News
書籍『甦るヴァニタス』の表紙作品をご提供頂いたカトリン・リンケルスドルフさんのご紹介
2026.09.27
ヴァニタス・アート リレーエッセイ 第13回「エミール・ノルデの花」を追加しました。
2026.09.22


